太陽電池のサプライチェーン
太陽電池のサプライチェーンについて、製造装置メーカーは太陽電池メーカーや他の太陽電池装置メーカーと関係を気付いておくのが好ましく、自社の技術を製造装置に活用する道が新たに拓ける可能性も出てきますので、特に経営者は意識しておきましょう。
東京エレクトロンという会社があるのですが、シャープと協力して薄膜シリコン太陽電池用の、プラズマCVDの開発を目的として、新たな会社を設立するとしています。
会社名は東京エレクトロンPV(株)とするらしく、出資費に関してはだいたい半々程度なのですが、東京エレクトロンPVで開発したCVDが外販を行うのは難しいと思いますし、これから経常的に年間で数億円の赤字が出ることは逃れられないでしょう。
狙いとしては、太陽電池製造装置事業に進出することによる、企業のイメージを上げるためで、本当の目的としては、太陽電池製造装置市場への足がかりを築くことです。
太陽電池の製造技術は業界の頂点を走っているシャープと組むことにより、いち早く製造技術の変化をとらえることができ、自社の得意技術を活かせることもメリットがありますし、太陽電池事業全体を大きく伸ばすことも可能で、非常に企業の高感度としても良いです。
社会的な貢献や環境貢献と言う意味でも非常に素晴らしいと思います。
これが太陽光発電を利用して東京エレクトロンが思い描いているストーリーでしょう。
2011年10月27日 |
カテゴリ:太陽光発電